優駿牝馬(オークス) GⅠ

いよいよオークス、ダービーの時期ですね。
最近は勉強させて頂くレースが続いていますが、
そろそろガツンと直撃させたいものです。

オークスのコースペースはHSH。
今回は前に行く馬が少なく好位〜差し馬が中心のメンバー構成。
当然スローが予想されるが、元来オークスはスロー傾向で
それでいてこのHSHの傾向なので、今回はコースペースは
修正なしで行くこととする。

1番人気 マルセリーナ
今年の桜花賞馬。指数1位タイ。
HSMで流れた桜花賞を豪快に差し切った。
マイル戦のみの戦歴で左回りも初、加えて今回のHSHも初だが、
前走から、前半Hからの中間Sへのペース転換はOK。
新馬戦とエルフィンSで、中間Sからの上がりHもこなしており、
坂・平坦も不問。ディープ産駒で中間のスローもOKであれば、
距離延長も対応できるのではないだろうか。
ここは素直に中心視。本命とする。

2番人気 ホエールキャプチャ
指数2位グループ。
ペース的には立ち回りが上手くオールラウンダーだが、
詰めが甘く勝ち切れていない様に、速い上がりが割引き。
今回も勝ち切るのは難しそうだが、能力は高く東京コースも
問題ないので、上位争いは必至か。
人気通りで面白みには欠けるが、対抗とする。

3番人気 バウンシーチューン
指数8位グループ。中山の1800mの未勝利戦、
重馬場小雨のフローラSを連勝してここへ。
左回りは問題ないということは言えるだろうが、
4走前には東京のマイル戦を0.5差敗退しており、
良馬場の東京コースが合うのかどうかの評価は明日に持ち越し。
連勝の内容がいずれもレースの上がりを大きく上回っている
のが今回の人気の大きな要因となっていると思われるが、
2走前は未勝利戦に加えて極端に前半が遅い(39.6)レースを
後方2番手から追走したもので、レースペースもSHHと特殊だった。
前走は重馬場小雨でレースの上がりが37.8も要したこれまた
極端なもの。同タイム2着のマイネルソシエールは今回単勝124.4倍で、
同馬が8.7倍というのもいささか不合理か。
指数的にも高くなく、今回は見送り。

4番人気 グルヴェィグ
指数5位グループ。ディープインパクト×エアグルーヴという超良血馬。
まだキャリア3戦で左回りは初。坂・平坦両OK。
未知の面は多いが、前走矢車賞で見せた上がりの脚は魅力。
道中のギアチェンジもOK。連下でおさえる。

5番人気 ハブルバブル
指数3位グループ。今回は阪神競馬場以外での初の競馬となる。
ゆえに東京コースの適性は未知だが、父ディープインパクトだけに
向いている可能性も。
快勝した新馬戦のレースペースがHSH。
自身、速い上がりはこれまであまり繰り出していないが、
レースのペース配分的には上がりに比重のあるレースが向いている。
ゆえに、距離延長も魅力ともいえるかもしれない。
桜花賞では体が減っていたが、短期放牧を挟んで立て直してきた。
ここは単穴▲とする。

※人気は前日20:32現在

◎マルセリーナ
○ホエールキャプチャ
▲ハブルバブル
△グルヴェィグ
×メデタシ
×デルマドゥルガー
×マイネイサベル

上記に加え、上がりHが割引きももう1頭の指数1位メデタシ、
同じくもう1頭の指数2位で、左回り確証はないが
馬体重が戻れば反撃も有り得るデルマドゥルガー、
前半Hから中間SへのギアチェンジがOKで左回り実績もあり、
速い上がり寄りの適性のマイネイサベルを加える。