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東京優駿 GⅠ [予想]

 先週のオークスはソダシが距離が持つかを悩みましたが、血統云々よりも、それ以前に「(先行馬なのに)先行指数が足りない」という点を素直に重視すれば良かったと反省しています。

 オークスといえば、逃げたクールキャットの武豊騎手が「スローだったのに伸びなかった」旨のコメントをされましたが、1000m通過タイムが59.9であったことから「スローではないじゃないか」と言われていたようですね。ですが、前半3Fと中間、上がり3Fに分割してみると、 35.4-74.2-34.9 となり、これをハロン平均にすると、 11.8-12.36-11.63 となります。このような分割ではハイ・スロー・ハイ(HSH)であり、オークスの平均ペースともいえます。東京2400mはスタートから1コーナーまでの距離が短く馬が殺到するので必然的にペースが上がりますが、その後はぐっとペースが落ち着きます。武豊騎手としては、「道中スローに落とした」という感覚があったのではないかと思いますし、その感覚は私は正しいと感じました。余談でしたが(笑)


東京優駿 GⅠ
コースペース:HSH
想定ペース:HSH

指数1位:エフフォーリア、ヨーホーレイク
指数2位:ステラヴェローチェ、タイトルホルダー
指数3位:ディープモンスター、グラディアス、アドマイヤハダル
指数4位:ヴィクティファルス、レッドジェネシス
指数5位:ラーゴム、サトノレイナス、バスラットレオン


エフフォーリア
 指数1位。無敗の4連勝で皐月賞を制して今回は圧倒的1番人気。ただし、今年の皐月賞は稍重ということもあり、前半3F・中間・上がり3Fがそれぞれ36.3-11.8-37.0と、ペースが例年ほど上がらなかった。このことにより、ダービーでの想定ペース経験が足りない。また、これまで4番手前後で先行しているが、それにしては(ダービーでの)先行指数も不足している。全体指数が高く、無敗なので対応できる可能性を残すため無視はできないが、単勝1倍台ほどの信頼はしにくいといえる。

サトノレイナス
 指数は5番手だが、牡馬混合のレースを走ることで伸ばすことは可能。ディープインパクト産駒で実際のレースも瞬発力型であり、距離延長と東京は魅力。これまでの4戦が全てマイルのためペース経験に問題はなく、上がり指数もOK。マイナスポイントがなく鞍上ルメールであれば、外枠が厳しいが、期待したい。

グレートマジシャン
 指数的には6番手だが、まだ3戦。毎日杯で速いペースを経験したことが良い経験になりそう。この馬もディープインパクト産駒であるが、牝系がサドラーズウェルズ系で重厚なところが3歳のこの時期のスピード勝負にどうでるかだが、ディープ産駒の中では先々が楽しみな存在ともいえそう。3着から掲示板なら。

シャフリヤール
 毎日杯の勝ち馬。これまたディープ産駒でまだ3戦で、ここでの評価とするとグレートマジシャンと同程度か。個人的に軸にするとこない鞍上が不安ではあるが。

ワンダフルタウン
 青葉賞勝ち馬だが、今年の青葉賞はタイムも伸びなかったため、指数的には無印扱い。和田騎手は応援したいが。


◎サトノレイナス
○エフフォーリア
▲ディープモンスター
△レッドジェネシス
△アドマイヤハダル
×ヨーホーレイク
×シャフリヤール
×ステラヴェローチェ、
×グレートマジシャン


 本命はサトノレイナス。正直言って、ルメール騎手ならなんとかしそうというところです(笑)。エフフォーリアは無敗でなければ見送っていましたが、指数1位であることと、マイナスポイントも克服できる可能性が残るので、対抗にとどめました。単穴にはディープモンスター。格的には勝ち切るのは難しそうに見えますが、主戦の武豊騎手に戻ることと、ディープ産駒の差し馬でのダービーにおける武騎手の手腕に期待してみました。
 アドマイヤハダルは本来3着候補ですが、デムーロ騎手に期待して相手候補へ。注目されていませんが、京都新聞杯勝ち馬のレッドジェネシスも割引がなく調教もかなり良い様子で、これもディープ産駒。好走の可能性はあると思います。×は3着に突っ込んできそうな馬を並べてみました。



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オークス GⅠ [予想]

 3歳春は前哨戦と本番(GⅠ)で斤量が異なることから、どうもしっくりした指数にならないことが多いことから、これまで実斤量で算出していたものを、前半3Fと中間については馬齢重量、上がり3Fについては従来通りという方法にロジックを修正してみました。


オークス GⅠ
コースペース:HSH
想定ペース:MSH~HSH

指数1位:ソダシ、ファインルージュ
指数2位:アカイトリノムスメ
指数3位:ククナ
指数4位:ユーバーレーベン、エンスージアズム、アールドヴィーヴル
指数5位:クールキャット、ニーナドレス


ソダシ
 5戦5勝の桜花賞場で指数1位。実績は文句なしだが、この馬がクロフネ産駒というところが今回のオークスの最大のポイントか。よく知られるように、クロフネの産駒は芝2000m以上の重賞未勝利。ちなみに、オークスでは0-0-1-4とのこと。
 その3着の1頭は、2011年のホエールキャプチャ。この年は桜花賞場のマルセリーナが1番人気で4着、同馬は桜花賞2着で2番人気3着だったが、3着とはいえタイム差はなしで走破している。

 ちなみに、オークス馬で、種牡馬から距離がどうかと思われながら勝利した馬を思い出してみると、このような感じでしょうか。

2011 エリンコート(父デュランダル)
2007 ローブデコルテ(父コジーン)
2006 カワカミプリンセス(父キングヘイロー)

…なにか、大丈夫な気がしてきました。

 指数的には、先行指数が少し足りないことが気掛かりで、加えて、行く馬がいなければいってもいいという内容のコメントが陣営からあったことも、懸念に拍車をかける。確かに今回は行く馬が見当たらず、中間が例年よりよりスローになる可能性はあるが、それでも、である。


アカイトリノムスメ
 ディープ×アパパネの超良血だが、桜花賞では0.2差4着。ただ、こちらはソダシと異なり距離が伸びても問題なさそう。東京も3戦3勝。ルメール騎手はテン乗りとなるが、問題はなさそうに思える。格的にも区間指数的にも割引きなし。爆発的なイメージがまだないことだけが気掛かりか。

ユーバーレーベン
 指数4位。阪神JF、フラワーC、フローラSと3連続3着。HSHもフローラSで好走しており、掲示板にはのってきそう。

クールキャット
 2000mのフローラS勝ち馬。指数最高値もその前走。スクリーンヒーロー×メジロ系だけあり、距離が伸びて良さそう。総合力ではまだ及ばないかもしれないが、馬券圏内なら。

ファインルージュ
 ソダシと同じ指数1位。実際はソダシをやや上回る指数。2戦目の未勝利戦がMMHだった他は、全て一貫ペースで上がりM(フェアリーSはMHM)。中間スローは今回初体験だが、キズナ産駒ならこなせそう。区間指数も問題なし。


◎ファインルージュ
○ソダシ
▲アカイトリノムスメ
△クールキャット
△ユーバーレーベン
×ステラリア
<更に手広くいくなら>
×ククナ
×アールドヴィーヴル
×ニーナドレス


 本命はファインルージュ。ソダシと迷いましたが、ソダシの先行指数が微妙に足りないことと、そのなかで逃げる可能性があるということを勘案して、指数的に同等のファインルージュを指名してみました。中間S未経験が気にはなりますが、操縦性が高いという騎手のコメントを信じてみます。なぜか私が軸として買うとこない鞍上がどうでるかですが(笑)あと、指数的には買えませんが、忘れな草賞勝ちのステラリアを一応押さえました。



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ヴィクトリアマイル GⅠ [予想]

先週のNHKマイルカップは反省だらけの一戦でした。

 まず、2着のソングライン。桜花賞はメイケイエールにぶつけられて戦意喪失だったらしいですね〜。それを知らずに、1400mの紅梅Sの指数が高かったことから、マイルは長いのかと切ってしまいました。指数2位なのに。

 そして、勝ったシュネルマイスター。血統に目を奪われ、指数の序列は低いながらも、2戦目にそれとしてはかなりの指数をたたき出していたことに気付きませんでした。まあ、その血統も、重厚そうに見えてキングマンは日本の芝でも、そして早い時期からでも対応出来るという結果だったので、付け焼き刃の知識はいかんなあとこれまた反省。


ヴィクトリアマイル GⅠ
コースペース:MMM
想定ペース:MMM

指数1位:グランアレグリア
指数2位:リアアメリア
指数3位:レッドベルディエス、ダノンファンタジー、サウンドキアラ、レシステンシア
指数4位:マジックキャッスル、イベリス、デゼル、マルターズディオサ、テルツェット、プールヴィル、ディアンドル
指数5位:シゲルピンクダイヤ


グランアレグリア
 抜けた指数1位。千二の高松宮記念とスプリンターズステークスの指数がほぼ同じ、マイルの安田記念とマイルCSの指数が同水準、かつ、後者が上。そして、4着に敗れた前走・大阪杯の指数が千二のものより少し上回っている。前走は重雨でそれが応えたようなので、距離適性はマイルを頂点にむしろ短距離側より二千側に寄っているといえる。
 今回はペース経験等他の項目も減点なしで、東京マイルというベストの舞台。馬場はやや渋っているだろうが、指数的に断然の存在であり、勝利に限りなく近い存在。

リアアメリア
 指数は高いが2200mのエリザベス女王杯でのもの。ペース経験も不足しており、格も足りない。

レッドベルディエス
 ペース経験不足。距離もあと1ハロンあった方がよいだろう。

ダノンファンタジー
 適距離は千四~マイル。高松宮記念からの一気の延長がどうでるか。実力的には相手筆頭。調教もラスト11秒台で好感。

サウンドキアラ
 昨年の2着馬。昨年とは臨戦過程の勢いが違うとの向きもあるが、この馬もどちらかというと高松宮記念からの距離延長の方が懸念材料。追走に問題がなければ台頭も。

レシステンシア
 5走前の桜花賞と前走高松宮記念は重雨、それ以外は溜め逃げもあり、結果的に実タイムベースではペース経験が不足している。ただ、特に桜花賞などは実質的に厳しいペースで先行しており、問題ないと判断。大外枠も他を見ながらプラスに働く可能性あり。

イベリス
 やや長い気がするのと、内のクリスティ、外のレシステンシアとの兼ね合いがどうか。人気はないが、実力的にはそこまで低評価ではないと思われる。

デゼル
 前半3Fが35秒台であれば能力を発揮できそうだが、ペース経験が心もとない。GⅠ週の追いきりでラスト13秒台というのもどうかと思われる(一週前追いきりは速いとはいえ)。

プールヴィル
 ペース経験不足。

ディアンドル
 ペース経験不足。一貫ペースも合わなさそう。

シゲルピンクダイヤ
 ペース経験不足。

スマイルカナ
 ペース経験不足。


◎グランアレグリア
○レシステンシア
▲ダノンファンタジー
△マルターズディオサ
△テルツェット
△サウンドキアラ
×イベリス


 グランアレグリアの1着固定で良いような気がします。レシステンシアがすんなり先頭に立てる流れなら、レースとしてとても面白くなりそうですね。




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