安田記念 GⅠ

ダービーは雨で不良馬場でのオルフェーヴルに自信が持てず
単穴▲にしてしまいましたが、杞憂でした。
馬券は◎ベルシャザールからの馬連流しとワイドBOXにしたのですが、
青葉賞馬ながら10番人気のウインバリアシオンに助けられて、
いい思い出にすることができました。
今週は安田記念。外国馬も加わりなかなか混戦ムードですが、
さて、どうでしょうか。


安田記念のコースペースはMMM。
今回はなにがなんでも逃げるシルポートがいるので、
淀みのない一貫ペースとなる公算が高い。
前半が速くなりHSMになる可能性もあるが、古馬中心のマイル戦と
いうことで締まった流れになる方を選択し、レースペースもMMMと
想定する。

1番人気　アパパネ
指数2位。正直、迷い中。
過去5走でレースペースがMMMだったのは2回。
その2回は1.0差3着敗退したエリ女と、4着だったマイラーズCで、
3敗中2回がMMMのレースだったことになる。
残る1回はHSHのローズSだが、次走で同じHSHの秋華賞を
勝っていることから、ローズSはトライアル仕上げだったともとれる。
そもそも3冠牝馬といっても敗退歴も結構多く、トライアルはトライアルと
割り切って本番できっちり仕上げてくるタイプなので、同様に考えると、
マイラーズCの敗戦も度返ししても良いかもしれない。
エリ女も1.0差とはいっても勝ち馬が強すぎただけで、2200ｍの距離も
考慮すると、今回の割引材料にはならないのかもしれない。
しかし…問題なしとする確固とした根拠にならないのも事実で、
ここは実データを優先して、単穴▲とする。
前回、「3冠牝馬だけあってペース不問」と書いたので迷うこと自体が
へんかもしれないが、そこはやはり牝馬限定戦と牡馬混合の差。
背景にはどうも牡馬相手の安田記念という舞台では厳しいのではないかと
いう勝手な思い込みが支配している気もするが、さてさて。
ちなみに、もしも前半が速くなれば中間多少はゆるむので、
そのようなHSMになれば圧勝しても不思議はないだろう。

2番人気　ダノンヨーヨー
指数3位グループ。アパパネと本命を迷ったのがこの馬。
MMMのポートアイランドS、富士Sを勝っているのが心強い。
近2走はMMMのレースを連敗しているが、東京新聞杯は休み明けの
馬体減、前走マイラーズCは中団より前からの競馬というところに敗因を求めたい。
鞍上のウィリアムスも心強い。まだ迷いはないことはないが、本命とする。

3番人気　スマイルジャック
指数3位グループ。昨年は0.1差3着。
東京、MMMのレースともに適性が高い。
6歳という年齢も、高齢馬が活躍する傾向がある安田記念としては
むしろ歓迎か。対抗とする。

4番人気　ストロングリターン
指数4位グループ。ペース万能型で東京も問題ないのだが、
良馬場の東京マイルGⅠは同馬には前半が厳しいのではないか。
前走は京王杯SCを勝っているが、今年のレースペースはSMMだった。
前半3Fの実タイムも、同レース35.0秒に対し、ここは34.1秒（平均）。
ここは見送りとする。

5番人気　シルポート
指数3位グループ。この馬もスマイルジャックと同様、適性は高い。
ただ、果たして安田記念を逃げ切れるか。おさえ評価とする。

◎ダノンヨーヨー
○スマイルジャック
▲アパパネ
△シルポート
×クレバートウショウ
×リアルインパクト
×リーチザクラウン
注サムザップ
注ビューティーフラッシュ

クレバートウショウは適性あり指数も3番手グループだが、
1枚格下感は否めずここへ。
リアルインパクトとリーチはHSMのレースになった時のおさえ。
香港馬2騎はわからないが、昨年とは体調が全く違うという
ビューティーの方を一応おさえた。